加齢=歯周病?|藤沢の歯医者|井上歯科医院

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加齢=歯周病?

投稿日:2022年9月17日

カテゴリ:スタッフブログ

 こんにちは、受付の山本です☺

 

前回のブログで、菅藤さんが歯周病菌の事についてお話していました。 

歯周病は簡潔に言うと歯を支えている骨を溶かしてしまいます。

歯周病の猫のイラスト

歯が長くなってきたような…?歯を磨くと出血するな…等あれば歯医者さんへ連絡してください(^^)/

 

さてさて表題の【加齢=歯周病?】ですが、

CMで、年齢が上がるにつれて歯周病になりやすくなってくる。

等の言葉を聞いたことあると思いますが、でもそれってなんでだろう?と思ったことないですか?

 

その答えは、加齢により歯ぐきの免疫力や歯ぐきの細胞、歯ぐきに栄養を送る血管が老化。

それに伴い歯ぐきの抵抗力が弱まるため、歯周病になりやすくなると考えられているんですって❣

もう少し詳しく言うと長年の生活習慣(喫煙など)の蓄積や全身の病気(糖尿病など)の影響に加えて、加齢による3つの歯ぐきの変化が関係してきます。

 

①【歯ぐきの免疫力の低下】

   →全身の免疫を担当する細胞の内、彼の影響をもっとも受けやすいのが「T細胞」です

    T細胞は胸腺で育ちますが、胸腺は加齢とともに小さくなるため細胞が減少し歯周病菌から          

    歯ぐきの組織を守る力が弱まります。

 

②【歯ぐきの細胞の老化】

   →老化した細胞は若い細胞に比べて、歯周病菌が持つ毒素の刺激を受けた時に歯ぐきの組織を      

    破壊する物質を多く生産し、組織の再生も起こりにくくなります。

 

③【歯ぐきの血管の変化】

   →動脈硬化という病気があるように、動脈は加齢とともに血管壁が厚くなり、血液の通りが細     

    くなって血行が悪くなります。

    このような血管の変化は、歯ぐきの組織に血流を送っている下あごの動脈でも見られます。

    この動脈の血行が悪くなることで歯ぐきの組織に栄養が十分に運ばれず歯ぐきの自然に治る    

    力や感染への抵抗が弱くなってしまいます(;´・ω・)

 

 

年齢を重ねるにつれ悪玉の歯周病菌が増えたり、歯ぐきが痩せてプラーク(歯垢)がたまりやすくなってきます。

歯ぐきを加齢から守るために、定期的に検診を受診していきましょう❣

 

老人を中心にした大家族のイラスト

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