矯正歯科・小児矯正
矯正治療日は、第3日曜日の朝9:30~13:00となります。
※学会等の都合により、日程が変更する場合がございます。ご迷惑をお掛けしますが、予めご了承のほどよろしくお願いいたします。
このページの目次
歯並び改善・理想の咬み合わせを実現する井上歯科医院の矯正治療
井上歯科医院では、軽度の症例から重度の症例まで幅広く対応した矯正治療を実施しております。矯正歯科専任の医師が患者さまの歯並び・咬み合わせに対して、適切な治療法をはじめ、ご希望に応じた矯正装置の選定を致します。歯並びや咬み合わせでお悩みの方は、ぜひ当院の矯正治療をご検討下さい。
矯正治療の経験豊富な医師が担当致します
当院の矯正歯科担当は、国立東京医科歯科大学歯学部歯学科を卒業し、日本矯正歯科学会 認定医(指導診療医)の資格を有する矯正医専門ドクターです。経歴をみると固い先生のイメージがありますが、患者さまからは話しやすくて分かりやすいとたくさんのお声をいただいています。歯並びなどで気になる点がありましたら、お気軽にご相談ください。
患者さまの歯形の模型を使って、詳しくご説明いたします。
患者さま、歯科医師の考えをしっかり共有してから治療をはじめていきます。
症例に対して適切な矯正治療(部分矯正・全顎矯正)をご提案します
お口全体の改善には上下全顎矯正
比較的長い時間をかけて、お口全体の歯並びや咬み合わせを整える矯正方法です。当院では一般的なワイヤーを使用した装置や目立たない素材を用いた審美性の高い装置で、治療をご提案致します。※上下全部の歯の矯正治療/70万円(税別)
限定的な範囲の改善には部分矯正
部分矯正は、限定的な範囲の歯並びを改善する矯正方法です。全顎矯正に比べて、動かす歯の本数が少ないため、改善までに要する時間が短く、費用もお安くなります。
※部分矯正は上下の歯列を6区画(3~3、左、右4~7番目の歯、この3区画の上下で6区画)に分け、1区画20万円(別途調整料1回5,000円(税別))
症例・ライフスタイルに応じた適切な装置をご提案します
井上歯科医院では一般的なマルチブラケットワイヤー矯正装置をはじめ、目立たない素材やマウスピース型矯正装置まで幅広く取り揃えております。患者さまの歯列やご要望を考慮し、適切な装置をご提案致します。
マルチブラケット装置
マルチブラケット装置は、歯の表面に取り付けたブラケット(留め具)にワイヤーを通し、少しずつ歯を移動させる最も一般的な矯正装置です。矯正効果が高く、3次元的な歯の移動も可能なため、幅広い歯列に対応出来ます。
審美性が低いこと・歯磨きがしづらいことによって虫歯リスクが高くなるなどのデメリットもありますが、治療結果が安定してため、的確な歯列改善が可能です。
形状記憶合金の特殊ワイヤーで負担を抑えます
当院で使用するワイヤーは、形状記憶合金を使用しております。従来の矯正治療に比べて痛みが出にくく、生体にやさしく効率的な歯の移動が可能な材料です。
目立たない素材を使用した装置
形は一般的なマルチブラケット装置ですが、歯の表面に取り付けるブラケットやワイヤーを目立たない色や素材に変える事で審美性を向上させます。
高い矯正力はそのままですので、幅広い歯列の改善が可能となっています。
マウスピース型矯正装置(アソアライナー)
当院では、AsoAligner(アソアライナー)というマウスピース型の矯正装置を使用した歯科矯正も行っております。マウスピースは薄く透明なプラスチック製で他人には気付かれにくい装置です。
治療中を意識せずにお口を開けて生活ができますので、人前に出ることの多い方やワイヤーが見えるのを好まない方にお勧めです。
審美性が高く目立ちにくい
透明なマウスピース型の装置ですので、お口を開けても目立ちにくく、見た目が気になりません。周囲に矯正治療中であることも気づかれにくい設計となっています。
自分で取り外しが可能
ご自身で取り外すことが出来るため、食事や歯磨きの際に邪魔になりません。ブラッシングもしっかり行えますので、口腔内を衛生的に維持していただけます。
異物感や違和感が少ない
患者さまの歯型に合わせて作成するため、適合性が非常に高く、装着時の違和感や異物感が少ないです。発音にも影響がほとんどなく、快適な治療が可能です。
お財布にも優しい
適応症例は限られますが、金属製のブラケットや目立ちにくい素材を使用したワイヤー矯正装置と比べて、比較的安価で治療が行えます。
痛みが少ない
厚みの違う2種類の装置を使用し、咬合力を利用して少しずつ歯を移動させます。そのため、矯正に伴う痛みを感じにくくなっています。
矯正中の虫歯治療が可能
アソアライナーは1ヶ月に一度歯型を採取し、次の工程で使用する装置を作成します。そのため、矯正の途中に虫歯治療などで歯を削っても、適切な装置を作成することが出来ます。
的確な矯正治療を可能にするための取り組み
セファロレントゲンを使用した診断
セファロレントゲンとは、通常のレントゲンとは異なり、簡単にいうなれば、矯正治療に特化したレントゲンです。患者さまの骨格を分析して、患者さまの骨格や歯の向きなどを日本人の平均と比較してどうなっているか見ることができます。矯正の事前検査、診断に重要な情報の一つで、これをもとに歯の動き方、咬み合わせ、バランスを考えていきます。
セファロを使った骨格比較
青い線は、日本人の平均的な骨格を示しています。赤い線は、患者さまの骨格を示しています。この患者さまは、日本人の平均的な骨格より小さい事が分かります。
矯正治療後の歯並びのシミュレーションも行います
井上歯科医院では矯正治療前に、矯正後の歯並びの予想模型を作成し、実際に患者さまに見てもらいます。単に「歯並びが良くなる」と言葉で言われても、イメージが難しく分かりづらいと思いますが、このBefore&After模型を見ていただければ、ご自身の歯並びがどのように変化するのかイメージしていただきやすいと考えています。
不整咬合の種類
叢生(乱杭歯、八重歯)
歯があごの骨に並びきらずデコボコと前後左右にずれて生えた状態です。歯が重なり合っている為歯みがきが不十分となり、むし歯や歯周病になりやすくなります。
上顎前突(出っ歯)
上の前歯が下の前歯に比べて前方に突出した状態です。歯が前に出てる為口が閉じづらく、また歯が折れたりしやすくなります。心理的なコンプレックスにもつながります。
開咬
奥歯を噛みあわせたときに上下の前歯が接触せず開いた状態です。上下の前歯が噛みあわない為前歯で物をかみにくく、発声も空気が漏れることからわかりにくくなります。
反対咬合(受け口)
下の前歯が上の前歯より前に出てる状態です。下あごが出る為、食べ物をよくかめなかったり、聞き取りにくい発声になります。心理的なコンプレックスにもつながります。
矯正治療Before&After
当院矯正医が実際に行なった症例をご紹介します。画像クリックで拡大しますので、クリックしてご覧ください。
子どもの矯正治療について
子どもの矯正の場合は大人の矯正と違って、負荷をかけて歯を動かしていくというよりも、正常な顎の成長をうまくコントロールしてあげて、適切な歯並びに整えていくという考え方で治療していきます。
子どもの矯正は、成人と違って成長を利用しながら歯を動かすことができるという利点があります。ムリに負荷を加えず、顎の成長に合わせての治療になりますので、抜歯をしなくて矯正できる場合もあります。
矯正を開始する時期について
【小児矯正を開始する時期?何歳から治療を始めればいい?】
小児矯正は、一期治療(骨格矯正)と最終的な咬み合わせを作る二期治療(歯列矯正)の2段階の治療が一般的です。一期治療というのは、5~12歳ごろまでの乳歯と永久歯の混じった時期が中心の矯正治療で、二期治療(大人の矯正)は、永久歯に生え変わった10歳頃~成人までの時期の治療のことを指します。
カウンセリングや検査の結果、すぐに治療を始められる方もいれば、症状や年齢などによっては少し時間をおかなければならない方もいます。また、早い時期に治療開始すれば簡単な治療で済む方もいれば、大人になってからの治療だけでも問題のない方もいます。
よって、できれば、乳歯が生えそろう頃に一度ご相談することが望ましいといえます。また、3歳児健診などで、咬み合わせの問題が発覚したお子さまの中で、上の歯が下の歯の内側に入っている、受け口(反対咬合)と呼ばれる症状のお子様に限り、早期治療として3歳頃から矯正治療を開始することが好ましい場合もあります。
成人矯正を開始する時期は?成人したあとでも矯正は可能??
年齢がネックとなって、なかなか矯正治療を受けることを決断しきれない方もたくさんいらっしゃいますが、たとえ60歳以上であっても口腔内の歯と骨が健康的な状態であれば治療可能なのです。
逆に20歳以下だとしても、それらの状態が非常に悪い場合には治療が困難な場合があります。歯列の矯正は基本的には歯と骨が正常あれば、年齢は関係なく治療を開始できます。とはいえ、早い段階で治療を始めたほうが歯が動きやすいなどの効果を得ることができます。
矯正にかかる時間
皆さま、これが1番気にされることと思いますが、矯正の治療期間は、その方の歯並び状況、年齢、治療法によってもかなり異なるので、一概に『これくらいかかります』とは言えません。
ですので、これはあくまで大まかな目安ですが、初期治療(第一期治療)の場合は、矯正器具を装着してから、月1回の調整来院で1年半~2年位、本格治療(二期治療)の場合は1年半~2年位。
そのあと、キレイになった歯並びが戻らないように取り外し可能な保定装置(リテーナー)と呼ばれる歯に装着する器具を3か月に1度程度来院していただきながら2年位装着します。
ただし、これはあくまで目安ですので、これ以上時間がかかる人も、これより短期間で治療が完了する方もいらっしゃいます。
治療期間が長い理由
歯列矯正は、ゆっくり少しずつ骨の中の歯を動かしていくので、負荷を必要以上に与え、早く治療することができません。歯が動いてそれに骨が慣れるまでに1ヶ月くらいはかかるので月1回の来院にて治療を行うのです。
逆に焦って治療のスピードをアップさせてしまうと、歯や顎に負荷かがかかりすぎ、歯ぐき、骨、歯に深刻なダメージを与えることとなってしまい、さらには治療後の後戻りの要因ともなります。
よって、治療にはどうしても年単位の期間が必要となります。しかし、治療は大変だとしても、その後の数十年続く人生を、キレイな歯並び、素敵な笑顔で過ごせます。キレイで虫歯のない歯並びはあなたの一生の宝物となることでしょう。
矯正治療のリスク・注意点について
痛み
装置を付けた後に個人差はありますが痛みを感じる方もいらっしゃいます。歯が動く時の正常な反応なので心配ありません。症状によっては鎮痛剤を服用いただき、通常は時間の経過と共に消失します。
むし歯、歯周病、歯の着色
治療期間中は、とくに間食は避けていただきます。そして、毎食後の丁寧な歯磨くをしていただくことをお勧めします。お口の中を清潔に保つことでむし歯や歯周病のリスクを減らします。もし、治療途中でむし歯や歯周病になると治療期間の延長や変更の可能性も出てきます。
口内炎
頬粘膜、唇、舌などに出来ることがあります。塗り薬や装置をカバーするワックスなどで対応します。
歯ぐきが下がる(歯肉退縮)
日本人の骨や歯ぐきは、欧米人と比べて薄い場合があります。そのため、歯周病や矯正治療などによって歯ぐきが下がる可能性が大きいです。下がってしまった骨や歯ぐきは自然治癒しない可能性があります。
歯根吸収
治療によって根が短くなる可能性があります。歯周病になった場合は、歯の寿命に関係する場合もあります。
抜歯
歯と顎とのバランスを取るために抜歯を選択する治療計画になるかもしれません。場合によって親知らずを抜く場合もあります。
治療期間
歯の移動には、個人差があります。治療期間は、平均的な目安です。前後することもあります。
後戻り
何年もかかり今の咬み合わせになっています。その咬み合わせを短期間(半年~数年)で矯正治療しますので歯は元の位置に戻ろうとします。そのために矯正装置を取った後にリテーナー(保定装置)をつけて後戻りを最小限にする事もとても大切な事です。
矯正治療の流れ(成人矯正・永久歯列期治療の場合)
矯正担当医と相談
検査(矯正用レントゲン撮影&データ分析、顔ぼう・口腔内写真/模型など)
診断(分析結果、治療について説明し、患者さまの同意を得る)
治療開始
月に1回の調整(回数は、治療内容により異なります)
調整終了
矯正終了(術後のレントゲン/術前・術後の説明)
定期検診
矯正治療Q&A
治療期間は?
個人差がありますので詳しくは、矯正医よりご説明します。
矯正治療中に痛みはあるんですか?
器具や方法が進歩して痛みが出ないように配慮して治療をしております。
井上歯科医院の矯正歯科の特色を教えて下さい
①セファロレントゲンで診断をしています。
②矯正治療日に院長も対応しています。
③治療の進行状況やむし歯、歯周病のチェックもしています。
矯正日でなくても何かあった時の対応は?
矯正担当医が不在でも院長が対応していますので、矯正中何かあっても安心です。
大学病院とは提携していますか?
はい、提携しておりますので、診断の上、骨格的なズレが疑われる患者さまには、大学病院へご紹介をしております。
神奈川県藤沢市で歯並び・咬み合わせの改善をご希望の方へ
井上歯科医院では、実績豊富な矯正歯科専任の医師が治療を担当し、患者さまそれぞれに合った理想の歯並び・咬み合わせの実現に努めております。また、これまで矯正治療のネックであった見た目にも配慮し、目立たない装置を使用した矯正治療もご提案可能となっております。神奈川県藤沢市で、歯並びや咬み合わせでお悩みの方はぜひ、当院までお気軽にご相談下さい。