歯周病菌と全身疾患
投稿日:2022年9月10日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!菅藤(かんとう)です。
残暑が続いていますが
朝晩は、過ごしやすくなり秋が近づいているのを感じます。
出勤途中でしばらく見かけなかった子供たちの姿も夏休みから戻って来ました。これからの時期は、体育祭や文化祭、遠足など行事が盛り沢山ですね。
規制がある中でも楽しんで欲しいです♪
さて
院長のブログでもお伝えしましたが、
井上歯科医院では先月、ビックなお客様をお迎えしました。
歯科衛生士の土屋和子さんです。
尊敬と憧れと人間参考書(失礼かな?和子さんすみません)のような存在な方です。和子さんのセミナーに参加させていただき、「遊びにいくわ~」で実現しました。事前に質問をお伝えしたら
ご自身のパソコンを持参し、セミナーを行っていただきました。とても贅沢な時間を過ごさせていただきました。
和子さん、ありがとうございました。
そのなかで
歯周病菌が口腔内にとどまらず全身疾患に関与することをみなさんにもお伝えします。
まず今回は、認知症です。
いまや高齢者の4人に1人が認知症または軽度認知障害であるとされています。それほどまでに、認知症はとても身近な存在なのです。今後もさらに増加の一途をたどっていくのは間違いないと言われています。
医療がこれほどまで発達した現代ですが、認知症の根本的な治療方法や、治療薬はまだありません。大切なのは、症状を悪い状態にしないようにしていくことです。
お口と関係が?
それがあるのです!
歯周病菌のボスと言われている
P.g菌(Porphyromonas gingivalis)が
認知症患者の脳内にも発見されているのです。P.g菌がもつタンパク質分解酵素が認知症悪化の引き金をもつ可能性が示唆されています。
日頃から食事をきちんと摂り、しっかりと咀しゃくして、味わい、美味しいと感じられるような生活を送ることはとても大切です。口腔ケアをきちんと行い、歯を健康に保つことは、認知症の予防や進行を遅らせることにつながるのです。
むし歯治療は、もちろん。ホームケアに加えて2~3ヶ月ごとのメンテナンスもとても重要です。
井上歯科医院では、ホームケア用に
P.g菌に特化した歯磨きジェルをご用意しています。ご興味のある方、歯周病が心配な方は、是非お試し下さい。
詳しくは、スタッフまでお願いします。
■ 他の記事を読む■