歯が5億本増えた?
投稿日:2021年3月1日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。荻原です。
強烈な題名ですが、じつはこれ、2月25日に日本経済新聞に掲載された内容の一部なのです。
日本人の歯の残存数(お口の中に生えている歯の本数のことです)は
2016年に25億本で30年前から比べると5億本も増えているというのです。
「歯が増えている」
と表現していますが、実際、永久歯が増える事は絶対にありませんから、ここ30年で
「歯を抜く人が(抜歯になる人が)減った」
ということです。
それはなぜでしょうか?
答えは明確です。
「歯を大切にする人が増えたこと」
昔と違い、オーラルケア用品が充実しています。セルフケア用品が増えればご自宅での予防歯科に取り組めます。また、現在では感染予防対策にも必ずや繋がります。
「すぐに抜かない歯科医院が増えたこと」
昔はすぐに歯をぬかれてー・・・。
患者さんからよくお聞きする言葉です。
今は器具や技術が進歩し、難しい症例でも歯を抜かずに処置できるようになってきました。
当院では「できるだけ抜かない治療」をコンセプトにしておりますゆえ沢山の方から「他院で抜歯と言われた歯があり残せないか?」とお問い合わせをいただいております。
「抜歯か、残せるか」
それはもう「DEAD OR ALIVE」です。
今回残せなかったら抜歯ということは、後がない状態ということです。
適正な検査を行って適正な診断を行って初めて結果が出ます。
え?その・・・適正な検査と診断って?
それは次回のブログに持ち越します。
荻原
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