キシリトールとリカルデント
投稿日:2021年10月16日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、クサツです。
今日はキシリトールとリカルデントの違いについてお話します(´ω`*)
キシリトールとリカルデントは皆さんよく耳にすると思いますが違いってご存知ですか?
まずキシリトールとは(。´・ω・)?
キシリトールとは白樺やかしの木などを原料とした天然素材の甘味料です。
砂糖と同じぐらいの甘さがあります。
キシリトールガムやキシリトールタブレットなどがよくお店に売ってあり、皆さんも目にすることがあると思います。
ではキシリトールの効果は(。´・ω・)?
キシリトールからはむし歯の原因となる酸を作りません。むし歯菌の活動を抑制する効果があります。キシリトールは甘味があるので唾液の分泌がよくなり、しかも酸を作らないので歯の脱灰を抑え再石灰化作用が促進されます。
リカルデントって(。´・ω・)?
リカルデントは牛乳のたんぱく質から作られた天然由来成分です。ほぼ無味無臭の添加物です。CMでもリカルデントガムの宣伝していますよね。
ではリカルデントの効果は(。´・ω・)?
リカルデントは、酸に溶けにくい丈夫な歯にします。
むし歯の始まりである脱灰を抑える作用があります。脱灰とは歯の表面が溶かされ、ミネラルが溶けだしてしまうことです。
歯から溶け出したミネラルを取り戻す作用があります。(再石灰化効果)
キシリトールとリカルデントの違いは(。´・ω・)?
キシリトールはむし歯の原因である酸を作らないようにする作用がありますが、リカルデントは歯自体を丈夫にし抵抗力を高める作用があります。
注)リカルデントは牛乳に含まれる成分から作られているため、牛乳アレルギーの人は摂取することができません。
キシリトールもリカルデントも歯を丈夫にしたり、むし歯を予防する効果はありますが、
補助的なものでむし歯になっている歯は治すことはできません。
むし歯は歯医者さんでしっかりと治しましょう。
そして日頃のブラッシングは丁寧に行い、歯科検診は必ず受診をしましょう(*'ω'*)
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