継続治療のススメ その3
投稿日:2020年7月28日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。荻原です。
前々回と前回のブログで、治療中断の怖さに触れました。
治療を中断している間に、どんどんお口の中の状態が悪くなってしまいます。
今回は、「歯周病の放置」に関してフォーカスしようと思います。
歯周病ってなに?というのは今回は割愛します。
歯周病の罹患率は25~34歳で32%、45~54歳で49%
3人に1人、2人に1人という多さがわかります。ちょっと多すぎます。
現在、コンビニより数が多いとされている歯科医院数ですが、実に全国に7万件近く歯科医院があります。
コンビニ以上に見つけやすいはずなのに、通いやすいはずなのに、これだけ歯周病が蔓延してしまっているのはまだまだ歯科業界が頑張れていない証拠なのでしょうか。。。
ただ、そこには歯周病の落とし穴があるのです。
「気が付かない」
のです。
目立った症状がないまま進行していく歯周病は
サイレントディジーズ(静かな病気)やサイレントキラー(静かな殺し屋)
と呼ばれています。
治療の中断中には歯周病がじわじわとサイレントに進行していってしまいます。
歯周病も早期発見、早期治療、そして野放しにしない事がポイントです。
歯科医師 荻原卓弥
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