歯周病は、どんな病気?全身への影響は?
投稿日:2020年12月2日
カテゴリ:院長ブログ
みなさん
こんばんは! こんにちは!
院長 井上です
今日は、みなさん興味のある
歯周病についてお話します
まず、どんな病気なのか?
日本人に多い病気、それが歯周病かもしれないですね
厚生労働省「歯科疾患実態調査」によりますと歯周病は25~34歳の若い世代で約80%
45~54歳の中年層では88%にその兆候がみられているそうですよ!!!
こんなにも歯周病に感染している人が多いのにまだまだご存じでない方がいらっしゃると思いましたので参考になればと思い書きました。
歯周病とは?
歯垢(しこう)または、プラークという細菌(ばいきん)の塊がお口(歯と歯ぐきの間)に残って悪さをしています!
(そうです!そこのあなた!もしかしたら磨き残しのプラークが悪さをしてるかも)
食べかすを思ってなめていたら大変なことになりますよ!
この歯垢(プラーク)が磨き残しでどんどん溜まってくると歯周病菌の酵素や毒素によって歯ぐきが腫れてきます(炎症といいます)。そのことを歯肉炎といいます。
このまま、気づかないで更に歯垢(プラーク)が溜まっていくと歯と歯ぐきの間にし歯周病菌が激増殖して炎症が歯の根っこの方(歯根膜)や骨(歯を支えている周囲の骨)へ悪さをします(骨が解けたりしてます!)
もし!さらに進行(ほおっておくと)歯の周囲の骨が溶けていきます。
歯がぐらぐらしてきます。そうなると歯を抜くことになってしまします。
悲しいですよね(患者さんがまたに歯を抜かれた~!と言われますが歯医者さんは、歯を好きで抜いている人はいないと思ってます。事前の説明がとても大事ですよね)
歯を失ってしまうのは!むし歯で?
いやいや歯周病で歯を抜くことになってしまうことって多いんですよ。
歯科医院への検診と予防、説明をしっかりと受けて自分の歯、健康を維持しましょう!
井上歯科医院での3つのポイントは!
①セルフケア(毎日のお口のお手入れ)の向上 定期的に歯科医院でのチェックが必要です
②リコール(定期健診)の習慣化 定期的に歯科医師や歯科衛生士に全体を見てもらうことが必要です(自分では気づかないことがあるかも)
③プロケア(徹底した菌の除去)超音波器械では取り切れないバイオフィルムという菌の塊を定期的に除去することでむし歯や歯周病のリスクを減らすことができます
今回は、歯周病に関してのお話をさせていただきました
次回は歯周病と全身疾患との関係についてを予定してます
質問があったらスタッフまで聞いてください
井上でした
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