ウイルスと歯周病について②
投稿日:2020年9月16日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!受付の山本です!
前とはうって変わり朝晩涼しくなってきましたね☺
さて、前回お口の中を毎日きれいにお掃除して体の防御力をあげていきましょう!という所からの続きです。
皆さんはウイルスがどうやって体内に入り込むかご存じですか?
コロナウイルス・インフルエンザウイルスなどはみな、生きた細胞の中でしか仲間を増やせず、生きた細胞の中に入り込んできます。
➀口の中に入ってきたウイルスは粘液に覆われた粘膜細胞のレセプター(受容体)を探します。
↓
②レセプターを見つけるとくっつき、細胞の扉を開けて一体化し、スルリと内部へ。
↓
③次々と細胞を乗っ取り、その栄養を使って増殖していきます。
文字にするとなんとも言えない怖さがありますね…( ;∀;)
とはいえ、粘膜細胞はそうやすやすと乗っ取られるというわけではありません。
通常、喉などの粘膜細胞は豊富な粘液で覆われ隠れています。
ウイルスが細胞のレセプターに吸着しようとしても粘液が邪魔するのでなかなか吸着できません。
な・の・で!
ウイルスが喉の粘膜細胞に取りつくまでにはタイムラグがあるのでこの機を逃さずガラガラうがいをすればウイルスを追い出すことができます。
ウイルス感染から身を守るために「外から帰ったら必ずうがいをしましょう」というのは、こういう理由からなんです!
マスクを着けていても外から帰ったらうがい・手洗いするようにしましょう!
次回、タイトル回収です!
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