全身の健康と歯周病
こんにちは、クサツです。
我が家のネコ(=^・^=)ツンデレの男の子なのですが、
私がお風呂に入ってると、必ずお風呂のドアの前に来ては開けて~とニャーニャー鳴きます。
仕方ないので開けて顔を出すと、お腹出してゴロゴロ転がりお風呂から出るまでドアの前で待ってます。
かわいいのですが、ちょっと落ち着かないんです・・・
そんなかわいい行動をするのに、出たとたんに逃げるようにいなくなります。
ツンですね。
さて、本日は全身の健康と歯周病についてお話しします。
歯周病の原因はプラーク(歯垢)ですが、最近では、糖尿病などの全身の病気や喫煙などの嗜好や
生活習慣が歯周病をひきおこしたり、悪化させる原因(リスクファクター)になっていることがわかってきています。歯周病も生活習慣病のひとつとして認知されています。
歯周病を予防・改善していくためには、口腔清掃はもちろん、ライフスタイルを見直して
生活習慣病を予防し全身の健康状態をととのいていくことが重要です。
歯周病のリスクファクターとその関係についてお話しします。
《歯周病のリスクファクター》
【糖尿病が歯周病にあたえる影響】血糖値が高い状態が続くと、白血球の機能が低下して細菌に抵抗ができなくなるため、歯周病が悪化しやすい状態になります。
【喫煙が歯周病にあたえる影響】喫煙は血管を収縮させ 歯肉の血行不良をひきおこします。見かけの歯肉の炎症は少ないですが、歯周病細菌に対する抵抗力を低下させて重症化させます。さらにニコチンは歯周治療によって生じた傷口の治りを悪くします。
【ストレスが歯周病にあたえる影響】精神的ストレスにより中枢神経が影響を受け、生活習慣
(ブラッシング、喫煙、食生活など)を変化させ歯周病を悪化させることがあります。
【一部の薬の長期服用が歯周病にあたえる影響】
長期服用で歯肉の増殖、だ液の分泌量の減少をひき おこす薬があります。(抗てんかん薬、免疫抑制剤、降圧剤内服など)
※常用者の方すべてがひきおこすわけではありません。また、増殖の程度は個人差が大きいです。
【アルコールが歯周病にあたえる影響】だ液の分泌量を減らし口腔内を乾燥させて細菌の定着を促します。
【食習慣が歯周病にあたえる影響】
砂糖摂取の過多、咀嚼の不足は歯周病の原因であるプラーク(歯垢)を増殖させたりつきやすくします。不規則な食事、栄養の偏りは全身の健康に悪影響をあたえます。
【性ホルモンの不調和が歯周病にあたえる影響】
思春期や妊娠中、更年期など性ホルモンのバランスが崩れる時期に歯肉の炎症をひきおこしたり悪化させることがあります。
【遺伝が歯周病にあたえる影響】
遺伝的に細菌に対する抵抗力が強い人と弱い人がいます。重度の歯周病にかかっている方のいる家系では、とくに歯周病予防の注意が必要です。
✨歯周病はお口だけではなく、全身の健康面からの予防がとても大切です✨
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