歯周病と全身疾患について
投稿日:2020年12月11日
カテゴリ:院長ブログ
みなさん
こんばんは!
井上でございます
前回の続きでございます
まだの方は、お時間あれば読んでください
では
歯周病と全身疾患についてお話します
歯周病と全身疾患との関係性がメディアなどで取り上げられることが
多くなってきました。
歯周病になると心臓病や糖尿病などになりやすいと言われています。
その中で心臓病は、歯周病と密接な関係があります。
その1 歯周病になると狭心症や心筋梗塞の危険性が上がるかもしれないです
歯ぐきは、なぜピンク色なんでしょう???
それは、
毛細血管がめちゃめちゃ集まっているからです!!!
そうなんです。ピンク色は、血管です!
歯周病菌は、その血管から中へ侵入してグルグルと回って心臓に移動して、血管壁に炎症を起こします。そうすると炎症した部分が動脈硬化を起こし、狭心症や心筋梗塞の引き金となってしまうそうです!
その動脈硬化の部分からは、肺炎クラミジアと歯周病菌も多く検出されるようです
その2 歯周病になると糖尿病へなりやすい、糖尿病が悪化する可能性がある
糖尿病は、歯周病菌に対する免疫反応からサイトカインがインスリンの働きを妨げることが分かってきたそうです。歯周病になると糖尿病のリスクが高くなるだけではなく、治療の時の血糖値のコントロールが難しくなります。
歯周病に感染すると病気のきっかけになることが分かってきたので
普段から歯科医院へ行く習慣があった方が良いと思います
*歯科医院への検診と予防、説明をしっかりと受けて自分の歯、健康を維持しましょう!
井上歯科医院での3つのポイントは!
①セルフケア(毎日のお口のお手入れ)の向上 定期的に歯科医院でのチェックが必要です
②リコール(定期健診)の習慣化 定期的に歯科医師や歯科衛生士に全体を見てもらうことが必要です(自分では気づかないことがあるかも)
③プロケア(徹底した菌の除去)超音波器械では取り切れないバイオフィルムという菌の塊を定期的に除去することでむし歯や歯周病のリスクを減らすことができます
質問がございましたらスタッフまで聞いてください
井上でした
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