早期発見が大事です
投稿日:2022年4月12日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、クサツです。
ここ最近は気温が上がり、ちょっと動くと汗ばむようになってきましたね。
急な気温の変化で身体がついていかない今日この頃です。
みなさんは体調お変わりありませんか?
今日はかぶせ物やつめ物した歯もむし歯になるというお話しをします。
一度治療した歯にできるむし歯のことを「2次カリエス」といいます。実は大人のむし歯治療で
多いのは、新たにできるむし歯より「2次カリエス」のが多いのです。
特に神経をとった歯は、むし歯になっても痛みを感じません。気づいた時にはむし歯が進行している
場合もあります。
<2次カリエスの主な原因>
*歯とかぶせ物などの隙間や段差
天然の歯とかぶせ物・つめ物との間にできたわずかな隙間や段差からむし歯になります。
*歯科材料の劣化による隙間
かぶせ物などを歯に装着する際に使用する〃歯科用セメント〃は、年月の経過と共に劣化し
溶け出してしまいます。溶け出した部分は隙間となり、むし歯菌たまりやすくなります。
また小さいむし歯の治療で使用する〃白いプラスチックの材料〃はセメントは使用しませんが
劣化しやすい材料です。
*むし歯になりやすいお口の環境
むし歯の治療をするということは、お口の中にむし歯菌が存在している、甘いものや間食が多い、
磨き残しの多い清掃状態はむし歯になりやすい環境といえます。
一度むし歯の治療してもそういったお口の環境や生活習慣のままだと、また虫歯になってしまいます。
<むし歯予防には定期検診が欠かせません>
「悪くなってから、痛くなってから治療」を繰り返していては、治療のたびに歯を削られ、
歯はどんどん小さくなり歯の寿命を縮めてしまいます。歯は一度削ってしまったら
元に戻ることはありません。
定期検診を受診し、早期治療でできる限り歯を削る量を減らすことが
天然の歯を長持ちさせるポイントです。
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