PMTC
投稿日:2023年7月5日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。菅藤(カントー)です。
暑い日が続いていますが、皆様おかわりありませんか。
私は、自転車で通勤しているのですが、医院に着いた途端に汗が流れます。
先日、次男が車の免許を取得して、初めてその運転に同乗しましたが種類の違う汗をかきました(笑)
こまめな水分と適度な塩分の補給に心がけて下さい。
さて
今回は、歯に付着する汚れ、プラークについてお伝えします。
プラーク(歯垢またはバイオフィルムとも言います)は
食べ物に含まれる糖分をエサに増殖した細菌の塊で、
プラーク1mgのなかには、およそ300種類1億個もの細菌が存在しています。
ヌルヌルしていて粘着性があるため歯に強く付着します。
プラークに含まれる虫歯菌が酸を産生すると、歯のカルシウムが溶けてしまう「脱灰(だっかい)」が起こります。
長時間、プラークが付着したままの状態になると、歯の奥まで脱灰が進行し、修復が困難になります。
やがて歯に穴が開き始め、むし歯となるのです。
プラークを早急に除去して脱灰を短時間にとどめれば、歯は再石灰化し自然に修復されるので、むし歯を防ぐことができます。
一方、歯と歯ぐきの境目の歯周ポケットにプラークが溜まると、歯周病の原因になります。
歯周病の原因菌は、増殖に酸素を必要としない嫌気性菌のため、酸素の届かない歯周ポケットは格好の住みかとなります。
放置すると歯や歯ぐきの健康状態を損なうのです。
歯周病は歯を失う原因の1位でもある恐ろしい病気なのです。
プラーク除去を行うには、
毎日のブラッシングに加え
歯間ブラシやフロス(糸ようじ)といった隙間のお手入れが必要です。
そして、歯科医院でのPMTC(機械的な清掃)を半年~1年に1回、定期的に行うこともとても大切です。
前回のブログでも紹介させて頂きましたが、井上歯科医院のPMTCは、パウダーを使ったクリーニングです。
ブラッシングやフロスで落ちきれなかったプラークをスッキリ除去します。また、軽微な着色も除去できるので、ツルツルピカピカの歯になります。
是非、お試し下さい。
*アレルギーや持病をお持ちの方は、ご相談下さい*
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