【改善案】精密根管治療

このページの目次
- 1 天然歯の維持にこだわる井上歯科医院の精密根管治療
- 2 根管治療とは?
- 3 なぜ、根管治療は再発しやすいのか?
- 4 井上歯科医院の精密根管治療への考え方
- 5 こだわり①「細菌の侵入」を鉄壁の守りで防ぐ
- 6 こだわり②「体への優しさ」と「安全性」の追求
- 7 こだわり③「見ながら洗う」精密な洗浄プロセス
- 8 こだわり④治療中も「快適」に過ごしていただくために
- 9 根管治療の流れ
- 10 なぜ、当院の根管治療は「保険適応外(自由診療)」なのか?
- 11 井上歯科医院がコストと時間をかけている「3つの理由」
- 12 歯根端切除や再植術にも対応しております
- 13 神経治療(根管治療)の具体的な実情
- 14 神経治療(根管治療)の具体的な実情(リーマー除去編)
- 15 再発した根管病巣の再治療(再根管治療)について
- 16 根管治療の費用(目安期間:2~4ヶ月 回数:1~4回)
- 17 自費診療のお支払い方法
- 18 神奈川県藤沢市で再発を抑えた精密根管治療をご希望の方へ
天然歯の維持にこだわる井上歯科医院の精密根管治療
【保険適用の根管治療終了のお知らせ】
保険治療(肉眼)での根管治療は、再治療のリスクが高く患者さまの歯を健康に長く維持させることは難しいという結論に至りました。
そのため、2022年12月をもって根管治療は顕微鏡を使用した自費治療のみとさせていただきます。なお、根管治療後のかぶせ物に関してもすべて自費治療になりますことご了承ください。何卒、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

井上歯科医院では出来る限り「抜かない・削らない」をモットーに、天然歯の保存に力を入れております。そのため、抜歯率の高い重度の虫歯に行う「根管治療(歯内療法)」の際には、マイクロスコープ(顕微鏡)などの有用性の高い機器を用いた精密治療をご提案しております。
ご自身の歯で生涯生活したいとご希望の方は、ぜひ処置精度にこだわった当院の精密根管治療をご検討下さい。
※当院の根管治療は、根管治療専門医ではございません。顕微鏡を使用して精密な治療を心がけております。
根管治療とは?
根管治療(こんかんちりょう)とは、虫歯の進行や外傷などによって歯の神経や血管が死んでしまった場合に、それらを取り除き、神経が入っていた管(根管)の中を清掃・消毒する治療です。
一般的に「歯の根の治療」「歯の神経の治療」とも呼ばれています。
虫歯が深く進行した場合や、事故などで神経がダメージを受けた場合には、残念ながら神経を取り除かなければなりません。
その後、神経が通っていた根管をきれいにし、再び細菌が入らないように密閉する処置を行います。しかし、この根管は非常に深く、暗く、細かく枝分かれした複雑な構造をしています。
そのため、肉眼では内部の状態を正確に把握することが難しく、清掃や消毒が不十分なまま細菌や汚れが残ってしまうことがあります。
もし細菌が残った状態で根管を封鎖してしまうと、内部で細菌が増殖し、表面には症状が出ないまま感染が進行し、やがて歯茎や顎の骨にまで炎症が広がることがあります。
気づいたときには、抜歯を選択せざるを得ないケースも少なくありません。つまり、神経を取った歯を将来にわたって使い続けられるかどうかは、根管治療の精度に大きく左右されるのです。
なぜ、根管治療は再発しやすいのか?

- 「根の治療を何度も繰り返している」
- 「治療したのに、痛みが取れない」
その最大の原因は【細菌】です。
根管治療が再発する多くのケースでは、治療中に唾液に含まれる細菌が根の中に入り込んでしまったり、汚染された部分が取り残されていることが原因となっています。
根の中は暗く、細く、複雑に入り組んでいます。そのため、一度細菌が入り込むと、完全に除去することは非常に困難です。
井上歯科医院の精密根管治療への考え方

井上歯科医院では、マイクロスコープを使用して「見ながら治す」精密な根管治療を行っています。
しかし、私たちが本当に重視しているのはそれだけではありません。
- 細菌を根管内に入れない治療環境づくり
- 体に悪いものをできる限り使用しない安全性への配慮
こうした、目には見えない部分にこそ、最大限の手間とコストをかけています。
「再発をできる限り防ぎ、歯を長く使い続けていただくこと」そのために、治療の技術だけでなく、治療環境そのものに徹底的にこだわっています。
こだわり①「細菌の侵入」を鉄壁の守りで防ぐ
治療の成功率は「準備」で決まる!細菌をシャットアウトする徹底した防湿体制
隔壁(かくへき)による補強とラバーダムによる防湿
治療する歯の周囲に専用の材料で隔壁(かくへき)を作り、さらにラバーダムを装着してダムのように歯を完全に囲います。
これにより、唾液に含まれる細菌が根の中へ入り込むのを防ぐと同時に、洗浄時に使用する強力な薬液がお口の中へ漏れるのを防止します。
細菌を通さない厳密な仮のフタ(仮封)
治療期間中、仮のフタに少しでも隙間があれば、そこから細菌が入り込み治療が台無しになります。
当院では、密閉性の高い材料を使用し、次回の来院まで細菌の侵入を許さない緊密な封鎖を行います。
こだわり②「体への優しさ」と「安全性」の追求
体に入れるものだからこそ、発がん性物質を使わない「安全・安心」な薬剤選定
発がん性のある薬液(ホルムアルデヒド系)は使いません
従来の根管治療では、消毒のためにホルムアルデヒド系の薬剤が使用されることがあります。
これらの薬剤は殺菌力が高い一方で体への影響(発がん性やアレルギーのリスク)が指摘されています。
当院では、このような薬剤は使用せず、体に配慮しながらも高い殺菌効果が期待できる洗浄方法を採用しています。
生体親和性の高い材料(MTAセメント等)を使用
最終的に根の中に詰めるお薬は、体馴染みが良く封鎖性の高い材料を厳選しています。
体が拒絶反応を起こしにくく、再感染のリスクを抑えることができます。

こだわり③「見ながら洗う」精密な洗浄プロセス
「見えない」をなくす。マイクロスコープによる精密洗浄
マイクロスコープ(顕微鏡)で見ながらの洗浄
根の中は複雑に入り組んでいます。単に薬液を流すだけでなく、肉眼のおよそ24倍まで視野を拡大できる「マイクロスコープ」を使用し、汚れが取れているかを目で確認しながら、超音波器具などで徹底的に洗浄します。
マイクロスコープ(顕微鏡)を用いた根管清掃の精度について
根管治療の再発リスクを軽減するためには、根管内部に感染物質・汚れを残さないことが重要です。根管清掃において、肉眼とマイクロスコープ(顕微鏡)での処置精度を確認してみましょう。

肉眼では根管内の状態をしっかりと視認できないため、汚れやカスが残った状態で消毒液を入れてしまう可能性があります。その場合には消毒液の効果がなくなれば再発するかもしれません。

マイクロスコープ(顕微鏡)を用いることで、根管内の状態を常に確認することができ、的確な処置が可能となります。
マイクロスコープ(顕微鏡)を使用した方が、根管内がキレイになっていることがお分かりいただけると思います。
柔軟な精密器具「ニッケルチタンファイル」や「マイクロエキスカ」の使用

湾曲した根の形に沿ってしなやかに曲がる専用の器具(ニッケルチタンファイル)や細部の処置に適している器具(マイクロエキスカ)を使用し、歯を傷つけずに奥の汚れまで綺麗に取り除きます。
▼右上6番目の奥歯の構造
▼右上6番目の奥歯の根管治療の説明
こだわり④治療中も「快適」に過ごしていただくために
治療中も、見た目と噛み合わせを守る「仮歯」の作製
精密な仮歯(プロビジョナル)
根の治療中でも、歯がない状態で過ごしていただくことはありません。
プラスチック製の精密な仮歯を入れることで、「見た目の維持」はもちろん、「歯が動くのを防ぐ」「薄くなった歯が割れるのを防ぐ」役割を果たします。治療期間中も安心して日常生活を送っていただけます。
根管治療の流れ
根管治療の流れについて解説します。
① 虫歯の部分を削る

神経の残っている歯には痛みのないよう麻酔を用いて処置を進めます。
② 根の中の処置

針のような専用の器具を使って歯の内部の神経を取り除き消毒を行います。
③ 根の長さを測定

電気抵抗を利用して根管の長さを測ります。
⑤ 貼薬

根の中に殺菌効果のあるお薬をいれてその上から仮のフタ(又は仮歯)をつけます。痛みの強い方など場合によってはフタをしないこともあります。
⑥ 最終的なお薬を詰める

根の状態が良くなった時点で根管を閉鎖させるために最終的なお薬をつめます。
⑦ レントゲン撮影

根の先までしっかりお薬が入っていることをレントゲンで確認します。
⑧ 根管治療後は・・・

歯の土台、かぶせものを作製していきます。治療回数は、3回〜5回前後かかります。自費治療は、保険治療の枠にとらわれず、お口(歯や歯ぐき、噛み合わせなど)にとって最良のものが提供できます。
⑨ 治療後の注意点

数日間、痛みや違和感のある方もいらっしゃいますが、1週間前後で落ち着けば問題ありません。気になることがある場合はご連絡下さい。
歯の根は非常に細いため、慎重に治療を進める必要があり、複数回の通院が必要となることがあります。治療効果を高めるためにも、できるだけ間隔を空けずに通院していただくことが重要です。
なぜ、当院の根管治療は「保険適応外(自由診療)」なのか?

日本の保険診療は素晴らしい制度ですが、根管治療(歯の根の治療)に関しては「限られた時間」と「決められた安価な材料」の中で行うという厳しいルールがあります。
しかし、根管治療(歯の根の治療)は本来、非常に繊細で多くの時間を必要とする処置です。
もし、保険のルールの範囲内で治療を終わらせようとすれば・・・

- 顕微鏡を使わずに肉眼で治療する
- 無菌的な環境作り(ラバーダム・隔壁など)を省略する
- 強い薬を使用して短時間で消毒する(身体への負担がある)
といった「治療の質」を妥協せざるを得ない場面が出てきてしまいます。
井上歯科医院では、「再治療のリスクを極限までなくすこと」と「患者様の体への安全性」を最優先に考え、保険診療の枠組みにとらわれない、世界基準の精密根管治療を提供しています。
そのため当院では、一般的な保険診療では確保が難しい時間とコストを惜しまずかけることを選択しています。それは、歯を長く守るために欠かせない判断だと考えているからです。
井上歯科医院がコストと時間をかけている「3つの理由」
根管治療の結果は、時間・見えるかどうか・安全性で決まります。
井上歯科医院では、再治療を防ぎ、歯を長く守るために、保険診療の枠にとらわれず精密治療を行っています。そのために徹底しているのが、次の3つの理由です。
「時間」の制限をなくす
| 保険診療 | 主に肉眼と手先の感覚で行うため、複雑な根の形や、微細な汚れを見落とす可能性があります。 |
|---|---|
| 当院の精密治療 | 1回に60分〜90分という十分な時間を確保します。一度の治療で徹底的に菌を除去し、通院回数を減らすことで、治療中の再感染リスクを抑えます。 |
「見えない」をなくす(顕微鏡と器具)
| 保険診療 | 主に肉眼と手先の感覚で行うため、複雑な根の形や、微細な汚れを見落とす可能性があります。 |
|---|---|
| 当院の精密治療 | 歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を必ず使用し、暗い根の中を拡大して「見ながら」治療します。また、複雑な根の形にも対応できる高価なニッケルチタンファイルやマイクロエキスカなどを使用し、器具の破損や感染を防ぎます。 |
「安全性」への投資(環境と材料)
| 保険診療 | 消毒にホルムアルデヒド系の強い薬剤を使うことが認められていますが、これは体に負担がかかる可能性があります。また、十分な防湿(隔壁など)を行う費用はほとんど考慮されていません。 |
|---|---|
| 当院の精密治療 | 発がん性のある薬剤は一切使用せず、生体親和性の高い安全な材料(MTAセメント等)を使用します。また、隔壁やラバーダムで厳密な無菌環境を作るために、準備だけで多くの手間と時間をかけます。 |

歯根端切除や再植術にも対応しております
歯根の先端に細菌が繁殖して膿が溜まる根尖病巣などの症状は、通常の根管治療では症状を改善することが難しく、多くの場合抜歯と診断されることとなります。そのような場合には、歯肉を切開した後、溜まった膿の摘出と感染した歯根を切除する「歯根端切除術」を実施して歯を抜歯からお守りします。
また、奥歯の根尖病変には位置的に適切な歯根端切除術が難しいため、一度歯を意図的に抜く「再植術」を併用します。抜歯後にお口の外で感染歯根の切除を行った後に元の場所に戻して症状の改善を図ります。
神経治療(根管治療)の具体的な実情
患者さまから「神経を取ったのに歯が痛む!」「むし歯おかしい?」「なんでですか?」「根の先が膿んでる?どういうこと?」と聞かれることがあるのですが、実は、神経治療(根管治療)というものは非常に難しく肉眼では見えないところを見るようにして治療をしているのです。(ということは、見えているかは???)
頑張って汚れを取っているのですが、見えないものをきれいにすることには限界があるのです。ですから根管治療を成功させるには、マイクロスコープ(顕微鏡)を使って拡大して汚れを最大限取り除くことが重要なことの1つに挙げられます。ほかにも色々あります。
下記に、患者さまのご協力のもと神経治療(根管治療)の時の写真をアップしました!みなさまの疑問なことの解決の役に立てればと思いました。
①奥歯を上から見たところです。(鏡に反射した絵を見ながら治療してます)
②色々と汚れを取りました。上の写真と比べると神経の入っていた穴が丸でないことにご注目ください。(でも、防腐剤は、丸い形なので隙間ができる可能性あり!!!)
③気合いを入れて1時間治療しました。しかし、まだ、汚れが残っていました!悔しい!次回もしつこく治療します!少し、ご理解頂けましたか?
神経治療(根管治療)の具体的な実情(リーマー除去編)
根管の清掃の際に使用する器具の一つに「リーマー」と呼ばれるものがあります。(画像左)
根管治療には、この細長い針のようなものを使用して狭く、暗く、湾曲している神経が入っている根管を丁寧に清掃していく工程があります。
しかし、このリーマー、粗悪な種類を利用していたり、ムリに力を入れて使用すると、清掃している時に、根管の中でボキッと折れてしまうことがあるのです。ここで、リーマーをすぐに除去できれば良いのですが、この折れてしまったリーマーを除去せず、そのまま放置して根管の中に残したまま、根管治療を終え、被せものをしてしまうというケースが多々見受けられます。
そのまま放置していると、折れたリーマーのあるその先の部分の清掃ができませんし、なにより異物が根管の中に残ったままにするなんてあってはいけません。
では、なぜ放置するケースが多いのか?理由としては、そもそも折れたことに気づかない、気づいても見えづらいのであきらめているなどなどの理由が考えられます。しかし、井上歯科医院では、これを慎重に取り切るようにしています。
下記に、他医院で根管治療をした際に、折れたリーマーがそのままになっていて、根管の炎症が再発し、再度根管治療を施したケースをご紹介します。
リーマーに関する実情、ご理解いただけたでしょうか?患者さまからすると、「えっ!?折れたものを歯の中にそのまま放置している歯医者さんなんているの!?」という感じでしょうか?昨今、医科の分野で、オペ後の体内から手術器具が見つかるという医療ミスが大問題になっています。
リーマーの件は生死に関わる問題ではないですが、それと似たようなものが起こっており、生死に関わらないからOKということは絶対にあってはなりません。井上歯科医院では、マイクロスコープ(顕微鏡)を使用して、安心・安全な根管治療を行っておりますので、歯の神経の治療をご希望の方は、ぜひ、ご来院ください。
再発した根管病巣の再治療(再根管治療)について
l銀歯などの被せ物をしていらっしゃる方は、ほぼ確実に根管治療を受けていらっしゃいます。重度の虫歯治療の際は、削る部分が多いので被せ物をつけることになり、重度の虫歯の際には虫歯菌が神経の通っている根管に入り込み、病巣を作ってしまうからです。
その根管治療をした際に精密な根管治療がなされていない場合、50%を越える確率で再発してしまいます。これを治療することを”再根管治療”と呼びます。再根管治療をはじめ、その他の根管治療症例は以下よりご覧ください。
根管治療の費用(目安期間:2~4ヶ月 回数:1~4回)

| 名称 | 料金 |
|---|---|
| マイクロスコープ(顕微鏡)使用の根管治療(CT含む)) | 77,000円(前歯) 88,000円(小臼歯) 99,000円(大臼歯) |
| ラバーダム | 5,500円 |
根管治療の保証
| 根管治療 | 5年 |
保証についての注意事項をご確認ください。
自費診療のお支払い方法

井上歯科医院の自費診療のお支払いは、現金・各種クレジットカードをはじめ、ジャックスのデンタルローンをご利用いただけます。
ジャックスデンタルローンについて
ジャックスのデンタルローンを利用することにより、月々負担の少ないお支払いで自費診療(根管治療・セラミックス・インプラント・矯正治療など)を受けることができます。
【ジャックスデンタルローンの特徴】
神奈川県藤沢市で再発を抑えた精密根管治療をご希望の方へ

「歯を残す」ための、最初で最後のチャンスにするために
根管治療の失敗は、そのまま「抜歯」につながるリスクがあります。だからこそ、私たちは「とりあえず」の治療はしません。費用の負担はかかりますが、それは「大切な歯を一生使い続けるための投資」です。手間を惜しまず、精度と安全性を追求した技術と材料を用いた井上歯科医院の精密根管治療で、あなたの大切な歯を守り抜きます。
神奈川県藤沢市で再発率の軽減、抜歯回避に努めた精密根管治療をご希望の方は、ぜひ一度当院へお気軽にご相談下さい。
















