奥歯のインプラント（50代 女性）

奥歯のインプラント症例（井上歯科医院で実際に行いました）

50代女性 全体を診てほしい、入れ歯をしたくないと来院されました。

治療をしていくにあたり治療の前にお口の中のレントゲン・歯周病検査をしました。

今の状態がどうなっていて、このままだとどうなるのか。どの歯にどのような治療をするのが良いかこれから治療計画を立てていきます。そのために、レントゲン撮影後、模型を作り、患者さま・歯科医師・技工士と治療の最終的なゴールを決定していきます。

下図レントゲンにて、左下の歯のないところは、入れ歯ではないものを希望されていましたので、インプラント治療となりましたが、左下に歯がない間に左上の歯が噛み合う歯がないので、下がってきていました。また、神経の治療も必要でしたので、左の上下を治療しました。

インプラント治療をする前にインプラントの本数、場所、方向、深さ、歯ぐきの厚さなど、最新のコンピュータを用いて色々な精密検査・シミュレーションをします。

3本のインプラントを骨の厚さや深さを考えて入れました。井上歯科医院のインプラント治療は、インプラント事故防止のために、最新のコンピュータを用いたシミュレーションの他、インプラントを埋め込むときに、埋入角度や深さを誤らないように、インプラントガイドシステムを使用しています。

治療終了後のレントゲン写真です。左下のインプラントが完成し、上の歯も治療しました。上記でも述べた通り、左上の歯が下へ下がっておりましたので、左上の歯の高さの修正を行い、噛み合わせを調整し、神経の治療のやり直しなど行いました。その他、全体のむし歯、神経、歯ぐきの治療も行いました。

治療完了時のお口の中の写真です。歯の色・形・長さ・かみ合わせや他の歯や歯並びなど、細かいところから全体をみて治療をする事がとても大切です。また、インプラントはメインテナンスがとっても重要ですので、治療後も定期検診にいらしていくことで安定したお口の状態を維持することができます。

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