再根管治療の症例(40代 男性)|藤沢の歯医者|井上歯科医院

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再根管治療の症例(40代 男性)

根管治療(井上歯科医院で実際に行いました)

▼40代の男性「全体の歯を見て欲しい、悪い所があれば治したい」という目的で来院されました。他にも色々と治療すべきところはありますが今回は、上の緑の場所左上の臼歯部(小臼歯または、4番)の神経治療のお話をします。

臼歯部の根管治療

▼模型でイメージが伝わるようにしています。(実際の患者さまの模型とは異なります・説明用です。)横から見るとこのような感じになります。緑色が歯の外形(輪郭)です。ピンク色が神経の入っていた所になります。

根管治療

▼模型を上から覗いたところです。

根管治療

▼術前の患者さまのレントゲン写真になります。左の写真の緑の○に黒い影が見えます。これは、根の先に膿がたまって周りの骨が溶けて黒く見えるのです。これは根管治療の再発と言い、再治療が必要になります。矢印の白く見えるのがお薬ですが根の先まで到達してないのが分かります。本来は、根の先までキレイにしてお薬をぴったり入れて封鎖するようにします。根の治療(神経)は、見えにくい為、歯科医師の経験や勘を頼りに治療していくことになります。

▼4回目に最終的なお薬を入れてレントゲンを撮りました(右写真)。緑の○にあった黒い影がなくなっているのが分かると思います。影がなくなったことによって溶けていた骨が回復してきたと思われます。白いお薬も根の先までキレイに入っています。

根管治療

肉眼で見ながら治療することは不可能に近く、担当する歯科医師が出来る範囲で治療をしているのが現状です。そのため、肉眼の約24倍まで拡大できる歯科用手術顕微鏡を使用して治療することが必要と考えられます。

 

根管治療◀治療後約1年のレントゲン写真です。治療前の緑の○の黒い影がなくなり根の先の骨も均等に治っていると思われます。

根(神経)の治療は、技術的・時間・材料面など様々な条件が揃って治療の効果が出ると考えます。

このように、肉眼に頼った根管治療(歯の神経の治療)は再治療になる可能性が極めて高いため、当院では、肉眼の約24倍まで拡大できるマイクロスコープを使用して治療することが必要と考えております。

マイクロスコープを使用した根管治療は、ぜひ、藤沢の井上歯科医院までご相談ください。

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年齢/性別 40代男性
治療期間 約5ヵ月
治療回数 9回
治療費 クラウン/132,000円(税込)×1本
マイクロスコープ(顕微鏡)使用の根管治療/77,000円(税込)×1本
レジンコア(グラスファイバー)/22,000円(税込)×1本
※治療費は保険診療を含まず、税込となります。
リスク・注意点 根の先の化膿している範囲が大きい根管治療のやり直しは、再発する可能性が高いと言われています。長期維持、安定をさせる為に定期検診・メインテナンスが重要です。

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