予防歯科診療・歯周病|藤沢の歯医者|井上歯科医院

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予防歯科診療・歯周病

当院が取り組む虫歯や歯周病にならないための予防歯科医療

予防歯科医療

井上歯科院では、生涯自分の歯で生活していただける事を目指し、歯を失う可能性の高い虫歯や歯周病を未然に防ぐための予防歯科医療に力を入れております。予防歯科医療は、痛くなってから治療を行うという一般的なスタンスではなく、定期的に処置を受ける事でお口の健康状態を維持して行こうという考え方です。こちらでは、予防歯科医療の重要性をはじめ、当院が実施する予防についてご紹介します。

定期検診を受診していた方とそうでない方の生涯治療費の差

定期的に通院

痛いときだけ通院

(出典:日吉歯科診療所調べ)

歯科検診を受診されていない方にぜひ知っていただきたいのが、「痛い時だけ歯科医院へ行くという歯のケアの仕方は、生涯を通じて、身体的にも、金銭的にも大きく損をする」ということです。上記は、歯科検診を受診し、予防処置をしっかり行なってきた方の生涯治療費と、痛みが出たときにしか通院しないというケアの方法をとった方の生涯治療費の差をシミュレーションした結果です。予防処置を受診している方は、最後まで歯が残っており、インプラントや入れ歯、被せ物、歯周病治療などの高額治療を受けずにすむため、大きく生涯治療費に差がでます。

「若い時にしておけば良かったこと」第1位:歯の定期検診

歯の定期検診

(出典:雑誌PRESIDENT(㈱プレジデント社調べ)

前述の生涯治療費の差は金銭的な負担ですが、入れ歯やインプラント、やせ細った歯ぐきに対する肉体的、精神的な負担もかかります。そのため、高齢者の方々に上記アンケートを行なった結果の第一位は、「歯に対する後悔」でした。これまでのケアの方法によって60~70代以降で大きく差が出るのが「歯」です。予防処置を受けていない方は60代以降でボロボロと歯が抜け、歯ぐきもやせ細っていくためです。将来後悔しないために、定期的な歯科検診、予防処置の受診を心掛けてください。

適切なセルフケアとプロフェッショナルケアで徹底予防

毎日長い時間をかけて歯を磨いているのに、何で虫歯になるんだろう?と思っている方は多いと思います。虫歯や歯周病にならないためには、日々の歯磨きは必要不可欠です。しかし、私達のお口の中では歯石やバイオフィルム(細菌の塊)といった歯磨きでは落とせない頑固な汚れが形成されるため、ホームケアだけでは十分な予防を行えないのです。徹底して予防をするためには、歯科医院でのプロフェッショナルケアを定期的に受ける必要があります。適切なセルフケアとプロフェッショナルケアを心がけ、虫歯や歯周病の予防に努めましょう。

PMTC(ProfessionalMechanicalToothCleaning)

井上歯科医院では患者さまに「いつまでも美味しくお食事ができ、綺麗な口元で若々しくいてほしい」と願っております。そこで、お口の中を隅々まで綺麗に保ちたい方に保険診療ではできない予防処置(PMTC)をご紹介しております。

PMTCPMTCとは「ProfessionalMechanicalToothCleaning」の略称で、保険診療では使えない専用の機械を使って、歯の着色やプラークを隅々まで徹底的にキレイにすることです。

PMTCは、セルフケア(ホームケア)では取り除く事が困難なバイオフィルム(細菌の塊)などを専用機械とエアフローで除去していきます。

トリートメントと歯肉のマッサージ、高濃度フッ素で仕上げて歯をつるつるに磨き上げ歯面は汚れがつきにくくなるため、虫歯や歯周病の予防に効果的です。

PMTCのメリット

▼歯の着色やプラークをPMTCで落とすと、お口の中がこんなにキレイに!

PMTC

【PMTC(歯石除去を含む)11,000円/60分】

ブラッシング指導

PMTC虫歯・歯周病の予防には、毎日の歯磨きがとても重要です。歯の形状や歯並びによって、歯ブラシのサイズや適した磨き方は異なるため、患者さま一人ひとりに合ったブラッシングの指導や歯磨き選びのアドバイスなどを行っています。

セルフケアの質を向上させ、より効率的な予防に取り組みましょう。

歯みがきの方法勘違い10項目!正しい歯みがき方法

  • 1. 歯ではなく、歯と歯ぐきの間を意識して磨きましょう。
  • 2. 歯と歯ぐきの間は、1本1本丁寧に磨きましょう。
  • 3. やさしく磨かないと、歯ぐきを痛めます。
  • 4. 歯みがき粉だけに頼らず、ていねいなブラッシングが大切です。
  • 5. 時間をかけて磨きましょう。
  • 6. 食後は、なるべく時間を空けずに磨きましょう。
  • 7. 歯ブラシはえんぴつを持つようにやさしく持ちます。
  • 8. 歯みがき粉は、ご自分に合ったものを選びましょう。
  • 9. 歯ブラシだけでなく、フロス・歯間ブラシも毎日使いましょう。
  • 10. 歯ブラシは月に1回は交換しましょう。

以上の10項目の中で、勘違いしていることはありませんでしたか?正しい歯みがきの仕方を覚えて、正しいプラークコントロールをしましょう。

歯石除去(SRP)

井上歯科医院では、虫歯や歯周病の予防・症状の悪化を抑えるため、歯面や歯根に付着した歯垢や歯石を取り除く、スケーリング・ルートプレーニングを実施いたします。

①スケーリング

スケーラーと言う専用の器具を使用して、歯間や歯面に付着した歯垢・歯石を機械的に取り除いて行きます。

②ルートプレーニング

ルートプレーニングは、主に中度の歯周病症状の患者さまに実施する処置です。歯周ポケットの内部に付着した歯垢や歯石の除去に加え、歯周病菌によって汚染されたセメント質や象牙質を取り除きます。歯根面を滑らか仕上げ、歯垢の再付着を防止します。井上歯科医院では、上記2つの効率的な歯石の除去を実施するため、特徴の違う2つのスケーラーを使い分け、取り残しのない的確な処置に努めております。

超音波スケーラー

超音波スケーラー

超音波振動によって、汚れを取り除くスケーラーです。頑固な歯石もスムーズに取り除く事ができるため、短時間で広範囲の処置が可能です。

ハンドスケーラー

ハンドスケーラー

手動のスケーラーです。繊細な処置が可能なため、歯と歯の間や歯茎と歯の境目など細部の歯石の除去に使用します。

成人の80%以上がなっている歯周病

歯周病

びっくりする数字ですが、これは本当です。自覚症状がない軽度のものを含めると成人のおよそ8割が歯周病と言われており、生活習慣病の一つとされております。歯周病は進行スピードが遅く、痛みが生じにくいという特徴があります。そのため、悪化するまで気づかない場合も多く、自覚できる頃には歯や骨が溶けて歯を抜かなければならないほど重症化しているなんてことも、少なくありません。ですから、大切な歯を失わないためにも日頃から定期検診やケアを意識的に行い、歯周病予防をはじめ、早期発見・早期治療を心がける事が重要です。

歯周病にはどうしてなるの?

歯周病以前は、歯槽膿漏(しそうのうろう)と一般に言われていましたが、現在は歯周病という呼び方が有名となっています。そもそも、この歯周病とは、口腔内に繁殖する細菌、歯周病原性細菌(歯周病を引き起こす細菌)により引き起こされる感染症のことです。

細菌の攻撃に対する私たちの抵抗力(免疫力)が低い場合や、細菌の活動性が免疫力以上に強かったりすると、歯周病はどんどん進行し、歯肉や歯槽(しそう)骨(歯の周りで歯を支えている顎の骨)などの歯周組織を破壊していくことになります。

歯周病の症状

歯周病の症状慢性疾患である歯周病は、初期段階の歯肉炎から歯周炎へと徐々に症状が悪化していきます。症状としては、歯肉炎の段階では、歯肉の赤みや腫脹(しゅちょう)、ブラッシング時の出血、しばしば痛みが起こることなどが主なものになります。

自覚症状がない場合にも、定期検診など歯科医院を受診していただくことで歯槽骨(しそうこつ)吸収などの組織破壊といった不可逆的な結果に至らず、良好な治癒経過を望むことができると考えます。

しかし、歯肉炎や軽度の歯周炎の場合、症状は生活上支障をきたすレベルになることはごく稀で認識がないため、自己診断をしてしまい、そのまま放置してしまうケースが非常に多いのが現状です。また、自覚できる炎症症状が一過性でふと治まったり、治まったと思った頃にまた発症したりを繰り返すため、その症状がやわらいでしまうと治ったかのように錯覚をしてしまうことが多いのです。そのため、定期的な検診がとても重要になります。

全身の健康にも悪影響を及ぼす歯周病

全身の健康

歯周病は悪化すると歯を失う恐ろしい疾患です。さらに、昨今の研究によって、全身の健康にも悪影響を及ぼすことが明らかになってきました。歯周病菌が血中に入り込み、全身を巡ることで動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞・糖尿病・早産(低体重出産)のリスクを高めると言われています。ですから、歯周病をお口だけの問題と考えず、全身の健康のためにもしっかりと予防・治療に取り組みましょう。

歯周病の早期発見・早期治療を可能にする取り組み

上記でご説明した通り、歯周病は歯を失うだけでなく、全身の健康を脅かす恐ろしい病気です。しかし、軽度の段階で症状の改善を行うことが出来れば、歯を失うリスクや全身疾患への影響も抑えることが可能です。そのため、井上歯科医院では以下の取り組みによって、歯周病の早期発見・早期治療に努めております。

定期検診にて歯周病症状の確認

井上歯科医院では、定期検診の際に歯周病の疑いがある場合には、歯周病検査を行い、自覚症状がない初期段階での発見を心がけています。

歯周ポケットの状態を確認

歯と歯茎の間にプローブという細い器具を入れ、出血の確認や歯周ポケットの深さを測ります。一般的に、2-3mmが健全な深さとされています。歯周病が進行した場合、ポケットの深さは5mmを超え、重度になると10mmを超えます。

動揺をチェック

歯周病による炎症がある場合には、歯のグラつきが大きくなります。定期健診の際には歯の動揺をチェックし、歯周病の進行具合を確認します。

歯垢の付着量をチェック

歯周病の発症や症状悪化の原因となる歯垢の付着量を確認します。付着が多い部分は、患者さまにも確認していただき、意識してブラッシングしていただくようアドバイスをします。

歯周病をよく知ってもらうことが重要

初期段階の歯周病は自覚症状がほとんどないため、予防や治療が疎かになる傾向があります。そうならないためにも、歯周病が悪化するとどうなるのかなどをお伝えし、歯周病への理解を深め、自発的に予防や改善に取り組んでいただけるよう努めております。

井上歯科医院が実施する歯周病治療

歯周病の治療は、定期検診の際にも実施するスケーリングやPMTCによる、歯垢や歯石除去が基本です。しかし、歯周病が進行すると歯周ポケットが深くなり、適切な処置が行えなくなるため、基本治療では症状の改善が困難となります。基本的な歯周病治療で改善が見込めない場合には、症状に合わせた有効な処置を行い、可能な限り歯を抜歯から守ります。

マイクロスコープを用いた精度の高い歯石除去

マイクロスコープ歯周ポケットが深くなると、内部の状態を目で確認する事が難しくなり、歯石の除去が的確に行なえなくなります。

このような場合には、マイクロスコープで視野を拡大し、取り残しのないよう歯周ポケット内の状態を目で確認しながら、精密な歯石除去を行います。

CO2レーザーを駆使した低侵襲歯周病治療

CO2レーザーより高い改善効果を得るため、CO2レーザーを歯周ポケット内に照射して歯周病菌の殺菌をします。レーザー治療は殺菌作用に加え、炎症を抑える働きなどもあるため、歯茎の腫れや痛みを抑え、治りを早くする事ができます。

歯石の除去などと一緒に行う事で、より高い治療効果が期待できます。

重度歯周病の治療法

歯周病を長期間放置してしまい、重度に症状が進行してしまい、重度な歯槽骨の吸収に至った場合(歯周ポケットの深さが6mm以上)には、従来の切除療法では歯茎は下がってしまい歯根を露出させてしまいます。そういった術後障害を回避するために、失ってしまった歯槽骨を限りなく元の状態に戻すための再生療法が大変有効です。再生療法にも様々な術式がありますが、現在ではエムドゲインゲル(歯周組織再生誘導材料)療法が最も効果的な治療法といえます。治療法は下記の通りです。

歯周ポケット

6mm以上の歯周ポケット

麻酔

麻酔をし、歯肉を切開します。

歯肉を開く

歯肉を開きます。

汚れ

汚れを取り除きます。

エムドゲインゲル

エムドゲインゲルを注入します。

抜糸

歯肉を元に戻し、縫合し1週間後に抜糸です。

当院で使用しているエムドゲインゲルは10年以上臨床結果を維持しています

ストローマン社当院で使用している歯周組織再生誘導材料はStraumann(R)ストローマン社のエムドゲインゲルというものになります。

このエムドゲインゲルは臨床結果を10年以上維持できることがわかっており、安全性、維持性に非常に優れたものであることが証明されています。

※画像をクリックすると拡大します。

藤沢市で歯周病治療・歯周病予防をご希望の方へ

歯周病治療・歯周病予防

井上歯科医院では自覚症状がなく、静かに進行する歯周病に対して、早期発見・早期治療を心がけ、患者さまの大切な歯の保存に努めております。神奈川県藤沢市で歯周病予防や歯周病治療をご検討中の方はぜひ、当院までお気軽にご相談下さい。

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